hakuraidouの投稿 (11月 30, 2010)
(2010/4/13、読売新聞)
たばこは多くの発がん物質を含み、がんの原因の3分の1を占めるとされる。
なかでも肺がんは、喫煙と強く関係しており、喫煙者の方が男性で4・4倍、女性で2・8倍なりやすい。
日本での肺がんによる死者は1960年に5000人余りだったのが、98年には5万人を超え、胃がんを抜いてがんの種類別死亡原因のワースト1になった。
その後も増え続け、2008年は約6万7000人が肺がんで亡くなっている。
肺がんによって亡くなっている人の数は、増え続けているそうです。
しかし、喫煙率は下がっているそうです。
世界でいち早く、たばこによる健康被害に警鐘を鳴らし、1960年代半ばから消費量が減り始めた米国でも、肺がん死亡率が低下に転じたのは90年代に入ってから。
約25年かかった。
日本人男性の喫煙率は60年代半ばから年々下がり、09年は39%にまで下がった。
だが、たばこ消費量全体の伸びに歯止めがかかったのは90年代半ばになってから。
喫煙率が下がっているにも関わらず、なぜ肺がんによって亡くなっている人が増え続けているのでしょうか。
国立がん研究センターたばこ政策研究プロジェクトリーダーの望月友美子さんは
「がんは、正常細胞がゆっくりとがん化していく病気。
このため、喫煙率低下の影響が表れるのには、時間がかかる」と説明する。
<中略>
「米国の例をあてはめると、日本で肺がん死亡率が減るには、あと10年かかる計算になる」と、望月さん。
がんはゆっくりと進行していく病気であるため、喫煙低下の影響が現れ、肺がん死亡率が減るには時間がかかるそうです。
もう一つ、がんで亡くなっている人が増えている要因としては、寿命が延びていることが挙げられます。
全体で見ると、肺がんによる死亡率が増えていたとしても、禁煙による個人の健康への効果は早く現れるそうです。
禁煙の効果は、個人レベルではもっと早く表れる。
国際機関の研究では、禁煙後5~10年以内で肺がんの危険は減り、禁煙期間が長いほど危険度が下がる。
がんを予防するためにも、ぜひ禁煙をおすすめします。
【参考リンク】
国立がんセンター がん予防・検診研究センターが提供している「日本人のためのがん予防法」でも禁煙をすすめています。 –
世界中からガンのリスクに関する論文を集め、徹底分析し、癌のリスクとなる要因を決定しようとする大規模プロジェクト。
●喫煙
たばこは吸わない。他人のたばこの煙をできるだけ避ける。
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