健康美容ニュースブログ|ダイエット・病気・症状

2009年健康美容食品市場調査結果と2010年予測

hakuraidouの投稿 (12月 10, 2009)

富士経済、美肌効果など19効能の健康志向食品市場調査結果を発表

(2009/12/8、日経プレスリリース)

健康志向食品市場推移(19カテゴリー合計)

種類 09年見込 前年比 10年予測 前年比
明らか食品 5,126億円 99.7% 4,953億円 96.6%
ドリンク類 6,651億円 99.3% 6,538億円 98.3%
合 計 1兆1,777億円 99.5% 1兆1,491億円 97.6%

08年後半からの景気低迷の影響はH・Bフーズ業界にも少なからず及んでおり、09年の健康志向食品の全体市場は1兆1,777億円、前年比99.5%と見込まれ、2年続きの減少となる。

景気低迷の影響からか、健康美容業界にもその影響は出ているようです。

 

健康美容業界でどの分野が伸びているのでしょうか。

19分野のうち前年に比べて伸びたのは骨関節サポート(1,141億円)、美肌効果(866億円)など7分野と少なく、整腸効果(2,674億円)や生活習慣病予防(1,456億円)といった大規模市場でヒット商品がなく需要開拓も一巡し、リピート需要の裾野拡大が難しく、ヒット素材も登場しにくい状況が続いていることが市場停滞の一因である。

健康美容分野で伸びているのは、骨関節サポート分野、美肌効果分野などだそうです。

整腸効果分野や生活習慣病予防分野ではヒット商品・ヒット素材が出ていないことが市場が伸びていない原因の一つのようですね。

 

そのほかに着実に伸びている市場が紹介されています。

大型商品が低迷し停滞感が強まる市場環境にあって、特定保健用食品の中には小規模だが着実に需要を開拓している商品もある。

例えば08年に比べて9%伸びた肝機能改善市場(170億円)や、リピート需要が根強いグリーンチャージ市場(455億円、08年比0.7%増)では需要喚起が成功している。

糖質ゼロ、保存料ゼロなどゼロ訴求商品の拡大が続き健康維持、改善を目的とした食品の需要は右肩上がりの状況である。

H・Bフーズ市場も競合が激化する環境の中で市場低迷を打ち破る策を講じる余地が大きい。

肝機能改善市場やグリーンチャージ(青汁など)市場は需要が伸びているようです。

今年注目されたゼロ関連商品も今後も注目したいですね。

 

注目市場についても紹介されています。

1.生活習慣病予防
09年見込 1,456億円(前年比93.9%)
10年予測 1,270億円(前年比87.2%)

ニュースリリースによれば、生活習慣病予防市場は、2010年は下がる傾向にあるようです。

生活習慣病(高血圧糖尿病高脂血症動脈硬化など)予防市場は、これまで特保商品のヒットやメディアの影響よって、順調に市場が成長してきました。

2008年はメタボ健診の開始に伴って、さらなる市場の成長が期待されていましたが、前年に比べて縮小したそうです。

中性脂肪値改善市場で花王のエコナシリーズの販売自粛、特保許可返上が大きく影響して前年を35%割り込むと見込まれ、生活習慣病予防全体としての市場は縮小を避けられない状況となっている。さらに10年も厳しい推移が予測される。

さらに、花王エコナシリーズの販売自粛により、生活習慣病予防市場全体としては、縮小することが予想されるようです。

厳しい市場の中でも注目をされているのが、高血圧予防市場なのだとか。

高血圧予防市場は、「胡麻麦茶」が高血圧対策を明確に示した展開で好調に推移し高血圧対策への消費者の切実な需要の存在が浮き彫りとなった。

各社が高血圧予防・対策を目的とした商品を出してくるかもしれません。

 

【関連リンク】

 

3.美肌効果
09年見込 866億円(前年比105.9%)
10年予測 876億円(前年比101.2%)

美肌効果(ビタミンC/コラーゲン、ヒアルロン酸、アスタキサンチンなど)市場は、前年よりも成長するのではないかという予測が立てられています。

この分野は、ハウスウェルネスフーズ、サントリーグループのビタミンC配合商品がシェアのほとんどを占めているそうです。

05年以降、ハウスウェルネスフーズ、サントリーグループのビタミンC配合商品がシェア60%以上を占める状況が続いている。

08年は、ビタミンCを主成分とするハウスウェルネスフーズ、サントリーグループの実績減少、CVS主体に展開していたコラーゲン配合商品が大幅に減少して市場は減少した。

09年は、コラーゲン市場で合わせてシェア55%を占める2大ブランドの実績安定とコラーゲンを主成分とするドリンク類の前年比7%プラスの好調が続くことから市場は増加に転じる見込みである。

美容効果市場で注目されているのが、コラーゲン市場なのだそうです。

コラーゲン市場は、09年には250億円に迫る前年比20%の成長が見込まれる。

シェア約60%を占めている上位3社の資生堂グループ、協和、明治製菓が好調に実績を伸ばしており、3社の実績が市場拡大を牽引している。

09年は、カネボウ化粧品の「コラーゲンディープイン」、ディーエイチシーの「コラーゲンビューティ7000プラス」などの新商品が相次いでおり、市場拡大を促進する要因になると見込まれる。

新商品やリニューアルが多く、参入企業の競合激化が続き、シェアトップの争いが需要喚起につながって市場は拡大している。

新商品や参入企業が多いことから、市場が活性化しているようですね。

 

【関連リンク】

 

4.肝機能改善
09年見込 170億円(前年比109.0%)
10年予測 174億円(前年比102.4%)

肝機能改善(カキやシジミ、ウコンなどの抽出エキスをベースにした肝機能改善食品)市場は、さらなる成長が見込める市場のようです。

肝機能改善市場のほとんどは、

実質的には、ウコン配合のドリンク類市場(98%を占める)

なのだそうです。

ハウス食品の「ウコンの力」のヒットが市場規模を一気に拡大した要因であり、ウコン配合のドリンク市場がどう成長していくのかがポイントといえるかもしれません。

一時的な肝機能不全(二日酔い)への対処という側面が受け入れ易いものとなっているが、肝機能の低下は虚脱感・高疲労感を伴っていることから、滋養強壮的効果も期待される。

即効性を期待する二日酔い対策には主としてドリンク商品、サプリメントは継続して使用し滋養・強壮的な効果が期待される。

即効性を期待するならドリンク商品、継続した効果を期待する場合は、サプリメントという棲み分けがされているようですね。

 

【関連リンク】

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